OECD8原則

必要にせまられ、個人情報保護について、一から学習中です。
まずは、いくつかの参考書を斜め読みしているのですが、どの本でも基本として出てくるのが、OECD八原則です。
1.収集制限の原則 Collection Limitation Principle
2.データ内容の原則 Data Quality Principle
3.目的明確化の原則 Purpose Specification Principle
4.利用制限の原則 Use Limitation Principle
5.安全保護の原則 Security Safeguards Principle
6.公開の原則 Openness Principle
7.個人参加の原則 Individual Participation Principle
8.責任の原則 Accountability Principle

参考:総務省
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/gyoukan/kanri/oecd8198009.html
Organisation for Economic Co-operation and Development
https://www.oecd.org/sti/ieconomy/oecdguidelinesontheprotectionofprivacyandtransborderflowsofpersonaldata.htm

このOECD8原則は、1980年にOECD理事会により勧告されたもの。
1970年代にプライバシーに関する様々な問題が出てきた一方、情報を経済活動に活かしていく必要もあり、定められたもののようです。
個人情報保護法を読んでいると、どうしても「定義」や「手続」に翻弄されてしまいがちなのですが、まずは、この原則を視点として持ち合わせていくことが大事だと思っています。